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<<   作成日時 : 2007/11/25 13:53   >>

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松田龍平、山下徹大、北村有起哉、三浦アキフミ、前田倫良、原田大二郎、榎木孝明、寺島進、泉谷しげる他出演、五十嵐 匠監督の映画です幕末の世、日本の未来のために刀を捨てた、サムライがいた』『後に日本を動かすことになる5人の、未知なる世界への航海が、いま始まる』後に日本を引っ張っていく5人の、若かりし頃のお話ですこれぞ日本男児って感じですかね。日本にも、こんなに熱くて一本気な男の人たちがいたんだなぁとちょっとビックリしましたもちろん、一人一人を見てみるとカッコイイだけじゃなくって、欠点や人間らしい部分もいっぱいあったんですけど。でも、この5人を足して5で割ったら何とも素敵な人になりそうです(笑)


尊皇攘夷の気運が勢いを増していた1862年12月。

高杉晋作(寺島進)は、「幕府がいかに無力無能であるか天下に示すため」品川御殿山に建設中であるイギリス公使館の焼き討ちを宣言します。山尾庸三(松田龍平)らの手によって、公使館は炎に包まれました。

こねーなことで幕府を困らして何になるんか」伊藤俊輔(三浦アキフミ)は、そっと山尾庸三に疑問を投げかけます。

雪深い信州松代の佐久間象山宅。象山(泉谷しげる)の唱える進歩的開国論について尋ねる志道
聞多(北村有起哉)と伊藤俊輔がいました。象山は「敵を知り、己を知れば百戦、危うからず」と
孫子の兵法の言葉を引いて、「」である西欧に人材を派遣し、陸海軍事技術を習得させることの
必要性を説きます。聞多は心動かされ、海外へと目を開かされます。

聞多の意志は、藩主・毛利敬親(榎木孝明)に届きます。ですが、諸藩士の海外渡航は幕府に
よって禁じられており、密航者は見つかれば死罪。藩としては表向き許可することは不可能。
ですが「異国の学問や技術を会得し『生きたる機械』となって帰って来い」と、藩はイギリスへの
密航を黙認します。

聞多は、かつて函館で航海術を学びロシア領沿海州へ航海した経験のある山尾にイギリス行きを
打ち明け、同行を頼み込みます。山尾は、死罪も覚悟という聞多の情熱に打たれ、函館で一緒
だった野村弥吉(山下徹大)と共に密航の覚悟を固めます。

渡航の準備中、3人は長州藩から渡された手元金では到底足りないことを知らされます。愕然と
した聞多は俊輔に相談します。俊輔は、鉄砲を買うための藩の準備金を担保に金を借りる、という
イチかバチかの妙案を授けますが、その代わり自分もイギリスへ連れてゆけ、と身を乗り出します。
さらに、噂を聞きつけた遠藤謹助(前田倫良)も「命がけで異国を見たい」と聞多に必死に食らい
つきました。

聞多は、兵学者村田蔵六(原田大二郎)を訪ね、腹を切る覚悟まで見せて金策に成功しました。
密航前夜、日本最後の夜とばかり飲み騒ぐ聞多達に、静かな山尾が激しい言葉を吐きます。
我々は真の攘夷のため、死を賭けて異国へ行こうとせちょる。その覚悟とせて、侍、捨てるべき
じゃ


山尾は、自ら侍の象徴である髷(まげ)をばっさり切り落としました。その覚悟に胸を突かれ、次々
と続く4人。

後に日本を動かすことになる5人の男達が、この時、日本の将来のために自らの若き命を捧げる
覚悟で、見知らぬ異国へとそれぞれの熱い思いを馳せたのでした。

死罪覚悟の密航、危険な航海、ギリギリの資金、弥吉しか片言の英語も話せず、遥かな異国の
地で果てるかもしれないという状況すら彼らを押しとどめるものにはならず、未知なる世界へ飛び
出そうとした瞬間でした...。


 ■■長州ファイブの5人■■

山尾庸三 (密航当時26歳)

井上勝とともに最後までイギリスに留まる。産業革命発祥の地・グラスゴーで見習工として働き
ながら、夜学で科学の原理などを学び造船技術を身につけた後、明治元年1868年に帰国。工業を
興し近代化を進めるには人材を育てることが不可欠だと考え、工部大学校(現在の東京大学工学
部)を設立、日本工学の父となる。また、日本初の盲唖学校を設立。

劇中では、とにかく真面目で寡黙で正義感のある、真っ直ぐな人として描かれています。今時
ちょっと見なくなってしまったタイプの日本男児ですね(笑)あまりベラベラ喋らないせいか、
たまに口を開くとハッとなって皆が注目するようなそんな人です座っている時も背筋は真っ直ぐ、
手は膝の上、みたいな(笑)。技術者たちをとても尊敬していて、技術者を育てることこそが日本の
未来だと信じて疑いません


井上馨 <聞多> (密航当時28歳)

帰国直後、下関戦争(馬関戦争)講和交渉で通訳を務める。その後、藩論をめぐる対立から、
俗論派(幕府の命じるままに従おうとする派)」に襲われ重傷を負う。幕府の第二次長州征伐に
対し諸隊を率いて戦い、倒幕のきっかけとなる。1885年第一次伊藤内閣で外務大臣に就任、維新
外交の始祖となった。

山尾とは違い口が上手く、思ったことはすぐ言ってしまうような直情的な人です。初代外務大臣に
なったのも頷けます。


伊藤博文 <俊輔> (密航当時22歳)

帰国直後、聞多とともに下関戦争講和交渉で通訳を務める。明治の新政府要職を歴任後、1885年、
内閣制度をつくり初代内閣総理大臣に就任。憲法草案をまとめ、大日本帝国憲法として発布する
など立憲政治の確立につとめた。1909年、中国ハルピン駅にて撃たれる。

他の4人に比べるとちょっと幼いような感じもしますけど、とても頭のいい人なんだと思います。
イギリス渡航の資金繰りのアイデアを出したのも俊輔でした初代総理大臣にしては、この映画の
中ではあまり目立ってなかったかな(^^;)でも多分この5人の中では一番有名な人
ですよね


井上勝 <弥吉> (密航当時20歳)

イギリスで鉄道や鉱山学を学び、帰国後、鉄道頭、鉄道局長官などを歴任。工事責任者として
日本初の新橋〜横浜間の鉄道を開通させる。以後、新橋〜神戸間、東京〜青森間開通など、
日本の鉄道開発に情熱を傾け続け、日本鉄道の父と呼ばれる。鉄道員顧問としてヨーロッパ鉄道
視察中、ロンドンで客死。

他の4人とは違い、初めから英語が出来た弥吉。彼はとにかく無類の酒好きみたいですね
なんかいっつも飲んでたような(笑)でも彼がいなかったら、言葉のあまり通じないイギリスでの
生活はもっと大変なものになっていたでしょうね


遠藤謹助 (密航当時27歳)

学業半ばにして体調を崩し、1886年、無念の帰国。帰国後、大阪造幣局長を12年近くもつとめ
造幣局の整備に尽力。大阪造幣局の名物「桜の通り抜け」は彼の発案。

元々体が丈夫でないにも関わらず、自らイギリス行きを志願してきた謹助。イギリスの造幣技術にとても
感動し、日本でこの技術を活かそうと意欲を見せます。


当時はちょうど黒船来航から10年後くらい。外国を打ち払おうとする攘夷の嵐が吹き荒れる幕末期。
日本はまだまだ閉鎖的な雰囲気で、長州の侍たちと言えば、異人(外国人)を見ては問答無用で
斬りつけていました。

でも、そんな時代の動きに疑問を持ったのが伊藤俊輔(後の伊藤博文)や志道聞多
(後の伊藤馨)。聞多は、死罪をも覚悟で山尾らを誘いイギリスへの渡航を決めます。

慣れない食事や激務の海上生活を経て何とかイギリスへ渡った5人。

イギリスへ行った5人はただただ驚きの連続です。まず初めて見た鉄道というものにビックリ。
30年もめぇ(前)から走っちょるのか!」と後に「鉄道の父」と呼ばれる井上勝も、鉄道の魅力に
魅せられます。

5人は、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジで化学の教授をしていたウィリアムソンの家に下宿。
昼間はロンドン大学で、朝夕はウィリアムソン教授の家で英語や数学を習うという生活が続きます。
ロンドン大学の中庭には高さ幅2メートルほどの御影石でできた石碑が建っており、長州ファイブと
薩摩藩から留学した24人の名前が刻まれています。

そして、新聞で長州藩による外国船砲撃を知った俊輔と聞多は、何としても止めなくてはと他の
3人よりも一足先に帰国。

体調を崩した謹助も学業半ばにして帰国します。

その後、山尾は造船技術などを学びにグラスゴーに行くため、薩摩藩の留学生から資金を借り
ます。現在の貨幣価値にすると約100万円ほどで、現在もまだこの借金は返済されていないそう
です(笑)山尾はグラスゴーで、口がきけない手話で会話する女性とも出会い親交を深めます。
これが後に、山尾が日本で初の盲唖学校を設立したことにも繋がっていくんだと思います。

一方井上勝も、自分なりのやり方で鉄道について学んでいました。

映画というよりは、こういう人たちが本当にいたんだっていうことがとても面白くて興味深く観れ
ました堅苦しくなく日本史を学べたような気もします私だったら、言葉も通じないし日本とは
一触即発な雰囲気の国になんかとても行けないと思ってしまいますけどこういう人たちがいた
からこそ今の日本があると言っても過言ではないなぁと思いました

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